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サツマビーグルのブログ村

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純血サツマビーグルの狩猟 アサ号の勇姿

Posted on March 14, 2017 at 12:08 AM Comments comments (0)
平成28年度の猟期も後1日を残すのみ。今日当地は昨日からの雨が残り小雨となり、猟は中止。久し振りにブログの更新となった。
「猟期が終わる」・・・以前であると寂しさを感じたものだが、近年は定年退職で毎日日曜、猟期が終了した後は引き続き有害鳥獣駆除が開始されるので若い時の様な感情はみじんもない(笑)。
全国的にも猟期中はイノシシ・シカ等を捕獲しても補助金が出ない、又は減額されていることから、猟期中の捕獲を控え、これから(猟期終了後)が本番!!!と考えている「プロハンター???」も少なくないと聞く。老ハンターが主役の今日、少ない国民年金だけでは狩猟も楽ではない・・・と言っても雇用してもらえる年でもない。八方塞がりだ!。しかし、幸か不幸か全国的にイノシシ・シカ・サル等が異常繁殖し、農林業への被害も甚大なことから、有害鳥獣駆除が年間を通じて行われ、捕獲補助金が支給されるようになった。今日この捕獲補助金が老ハンターの生活の一部にもなっている。そこで犬猟(銃猟)を諦めワナ猟に転向する者が後を絶たない。即ち、犬猟に比べワナ猟は独りで数十個を設置することが出来る。また山歩きもしなくて楽であり、捕獲率も高い。支給される捕獲補助金は生活費にもなり、家族にも喜んでもらえる。

前置きが長くなったが今猟期を振り返ってみることにする。
一口で言うなればあれだけ生息していたイノシシは殆ど姿を消し、シカに於いてもかなり少なくなっている。上記した有害鳥獣駆除での捕獲効果なのか・・・。捕獲補助金は獲物の大小を問わない地域も少なくなく、箱ワナでウリボウまで全て捕獲していると聞く。全国からの便りを聞いてもイノシシは激減しており、シカも数年前の様な異常生息はないようである。
当地も同様な状況であり、これから始まる有害鳥獣駆除の捕獲数も激減することだろう!。このことは、捕獲補助金を目当てにしている老ハンターにとっては死活問題となり、ハンターを諦め止める者も少なくないと考える。自業自得と言ってしまえば簡単だが、ハンターが激減すれぱ、中山間部の山里はもう野生鳥獣の天下となり、住む人も居なくなるだろう!。何とかタイムリーな対策を打たなければ後戻りできない事態も想定される。

当犬舎のサツマビーグルも連日、単犬にて出猟した。猟期初めにアサ号とエリー号がイノシシに切られた他は、全犬良い仕事を見せてくれた。上記したこともあり山で稀に会う老ハンター(捕獲補助金目当ての方)から『食べえへんシカは獲らんと置いといてよ!(阿波弁)』・・・(笑い)・・・との会話もちらほら。。。確かにそうだ!・・・と銃はもっぱらイノシシから愛犬を守る護身用で、主にやっているシカ猟は「牡シカのみ捕獲」と決め、犬の仕事を見て楽しんで来た。

今猟期の一番は、やはりアサ号(1才:牡)の成長である・・・。
下記写真の通り、連日の山入で見違えるような体躯に変貌した。現在、体高55cm、体重20kgの素晴らしい大型サツマビーグルになっている。猟芸は、シカ猟が主で約2時間ほど追跡し、グループ猟では完成犬と言える。しかし、単独猟犬としては主人中心の狩り(追跡は30分ほどで主人の元に帰る)を覚える必要がある。これはテツ号やシロー号も通った猟芸過程であり、2才前後になれば自然と落ち着いたサツマビーグル本来の単独猟犬になる。
私がよく口にする「今はビーグル(自分中心)だがもう少し時間が経てばサツマビーグル(主人中心)になる」。。。
今後アサ号には、絶滅が危惧されている純血サツマビーグルの種牡(大型)としての活躍を期待している。本年繁殖計画あり。


写真①:捜索中ではあるが私の呼びに反応しているアサ号





































写真②:林道の下側から吹き上げてくるシカ臭をキャッチしているアサ号






































純血サツマビーグルのオーナー通信 第3報

Posted on January 10, 2017 at 4:41 AM Comments comments (0)

名犬『 リュウ号 』がイノシシに切られ死す・・・・

1月8日(日)、栃木県のオーナーT様より、リュウ号がイノシシに切られ重体とのメールを受信。過去にも何度も有ったのでこの度も心配ないだろう・・・と安易な気持ちでいた。
ところが本日、「死亡しました」とのメールを受信。・・・・・・・・何とも残念!。
此方から電話も掛けられずしばらく沈黙。
すると10時前に電話が掛かって来た。。。当日は以下の通りである。
イノシシの生跡があるということで、昨年にリュウ号のお嫁さんとして送った1.4才のナナ号との2頭引きで山に入った。すぐさまナナ号が起こし、リュウ号もそれに追随。何時もと逃げ方が違う。GPSを見ると尾根を越えて銃禁地区に向かっている。しまったとばかり急遽移動し現場に到着。案の定萱場の中でイノシシともみ合っている。
当日は、ボランティア約20人が、イノシシとの緩衝地帯を作るために萱を刈っている。
銃禁地区で銃は使えないので単身で現場に向かおうとしたその時、リュウ号の悲鳴とも思える大きな声が聞こえた。こうしては居れぬと、怖さも忘れリュウ号の無事だけを祈り萱をかき分け現場に到着。イノシシはT氏の姿を見るや急ぎ姿を消した。
イノシシが逃げた場所から、ぐったりしてうっむせになり動かないリュウ号の姿があった。
ナナ号は余りの恐怖で近くに伏せ怯えていたが、ケガは大したことは無かった。
早速、リュウ号を車に乗せ自宅に帰る。何時もの動物病院は日曜日で不在。明日も休日だ。そこで家族が手分けして動物病院に電話するも事情を話すと診てもらえない。唯一、県外の群馬県館林市の動物病院が診てくれるというので、埼玉から車を走らせ急行。先生より「治療はするがこれだけ負傷しておれば先ず助からない・・・」と言われたが、リュウ号を入院させ帰宅。しかし、昨日「息を引き取った・・・」と連絡。大雨が降る中を一路動物病院に向かいリュウ号亡骸を引き取った。埋葬は雨が降っていることもあり、本日となった。
当時の状況は、ざっと以上の様だ!。。。
今日の埋葬には、家族や猟友等が見守る中で大きな梅の木の下に埋めてやったと聞く。言わずともみんな大泣きだった様子。リュウ号は家族や猟友から愛され信頼されていたことを裏付ける光景が目に浮かぶ。私も電話をしながら在りし日のリュウ号を思い出し涙した。

リュウ号 安らかに眠って下さいね・・・お前のことは一生忘れないよ!(合唱)



下記は、一昨年リュウ号が交配のため里帰りした時の思い出写真。


◎高鼻で下から吹き上げて来る獣臭をキャッチしている様子。
















◎低く大きな声でシカを追跡している様子。
















◎新設されたばかりの運動場兼育成場で日光浴でくつろいでいる様子。
※ リュウ号とエス号の仔犬も1才となり、イノシシやシカ猟に大活躍している。



































◎シカ猟の様子。
※ 猟友の信頼も厚かった




















<追想>
オーナー様は、昨年にもリュウ号直娘のチャチャ号(8ヶ月)を同じくイノシシに切られ亡くしており、その後継として昨年ナナ号を送った。順当なら今春にはリュウ号との間で仔犬を取る計画も有っただけにオーナー様の気持ちは如何ほどか・・・心からお悔やみ申し上げる。



純血サツマビーグルの狩猟 第4報

Posted on January 5, 2017 at 4:01 AM Comments comments (0)
平成29年度の正月は、子供達が帰っており所用も多く本日が初猟となった!。
お供は、最近メキメキと上達が著しいアサ号だ!。。。
何時もの様に8時に猟場に到着。アサ号を車から降ろし首にマーカーを装着して放犬。
後足で勢いよく地面を蹴り上げ、いざ出陣!!!。1週間ほど山に入れていないので落ち着きがなくダッシュを繰り返している。久しぶりの山入で嬉しいのだろう!。私も同じ気持ちだ!。。
暫くして谷筋をしきりに尾を振りながら鼻をコッコッコッと聞こえるくらい大きな音で臭いを取っている。これはシカでは無いことは一目瞭然である。シカなら林道を前進しながら高鼻を使って狩り込んで行く。今日は何時もと全く違う地鼻を使っている。。。暫くお手並み拝見だ!。谷筋から杉林の中に足を進め捜索している。姿が見えなくなったのでGPS受信機で確認する。アサ号は、杉林を超え雑木林の方に進んでいる。すると突然ウォンウォンと追い鳴きが始まった。
もう30分は追跡しているがあまり遠くまで逃げずに南斜面と北斜面を約500mの範囲内で回っている。今日は曇っているので「タヌキ」かな?・・・なんで思いを寄せていると、追跡が止まり、1か所で大きな声で鳴きだした。アサ号との距離は約400mだ。さてどうするか?。暫く様子を伺うがGPS受信機で確認するも同じ場所で鳴いている。まさか括りワナに掛かったか?。それなら早く現場に行ってやらなければ大ケガになる。斜面を登るのは流石に高齢者にはきつい!。少し立ち止まり再度鳴き声を聞くと、ワナに掛かった悲鳴に近い鳴きではなく、自信に満ちた鳴きの様である。慌てて登って行く必要もなさそうだ!。暫くして現場に到着。アサ号は凄い迫力でウォンウォン鳴いている。しかし、周辺を見ても何も見えない。待てよ!・・・可笑しいぞ!と、それならばとアサ号が鳴いている顔の方向を目でなぞって行くと・・・なんと枯れ木の天辺に何か茶色ものがチラチラ見える。もう少し現場まで登って確認することにする。やはりタヌキだ!。向こうに行けとばかりにアサ号を睨みつけている。暫く猟欲を強くする目的でそのまま鳴かしておく。もう約30分は鳴いているだろう!。アサ号に「もうこのくらいにしてやれ!」と引綱に繋いで下山。当然、タヌキは逃がしてやった!。どうも昔からハンターのくせに追い詰められた獲物は可哀想で撃ったことが無い。元来ハンターになったのも、狩りが好きでなく、犬好きからである。
アサ号もクーンハウンド等の追跡犬の最高猟芸とされるゲームの木上げ(追跡にスピード力が必要)をやるまでに成長した。今後は、単なる追跡犬としてだけではなく、サツマビーグル特有の単独猟に適した潜在的な落ち着きのある利口で賢い「狩らせる犬」になるのを待つのみである。アサ号は現在、シカ猟では猟場にもよるが30分~2時間の追跡を見せ、グループ猟であれば十分使用(完成犬)できるまで成長している。捜索は高鼻と地鼻を上手く使分け起こしが早く、追跡はスピードがある。追い鳴きは低く良く響く大きな声で「ウォンウォン」とリズミカルに追跡する。
今年はアサ号二世誕生を計画している。アサ号に似た筋肉質で大型の美ししいサツマビーグルの誕生が待ち遠しい!。(仔犬はハク号から数え四国プリンス犬舎の4代目となる)
※ 早くもアサ号の仔犬予約の問い合わせが少なくない。アサ号は均整がとれた美犬であることからペットとしての飼育希望が特に多い。


写真:アサ号がタヌキを木に追い上げ、主人に早く来い!とばかりに大声で鳴いているところ(写真では確認できないがアサ号の前は凄い絶壁である)。
























































純血サツマビーグルのオーナー通信 第1報

Posted on October 25, 2016 at 12:48 AM Comments comments (0)
今日までに分譲した当犬舎作出の純血サツマビーグルは、北は北海道、南は鹿児島に至る全国各地でシカ猟、イノシシ猟、ノウサギ猟等の他、クマ猟にも大活躍するまでに至っている。今振り返れば苦難の道も多かったが、こうした活躍を見ると感慨無量である。
最初の分譲犬も3歳となり仔犬の繁殖も徐々にではあるが増えて来ている。現在、純血サツマビーグルの全国飼育数(現在も調査中)は60頭に及ぶ。
また最近は、分譲先のオーナー様から家庭での様子の他、訓練、狩猟並びに有害鳥獣駆除等においても嬉しい便りが届くまでになっている。

そこでこの度より、本犬種の保存普及活動の一環として、オーナー様の投稿許可を頂いた便りを全国の純血サツマビーグル愛好家にもご紹介したいと思います。ご期待ください。

第1報は、仔犬の成長記録、訓練の様子等々をメールにて毎月報告して頂いている滋賀県K氏の愛犬「コハク号」を紹介します。
血統構成は、父:ハク号×母:アキ号の最初の仔犬で兄妹は4頭産まれたが2頭が死産で助かったの牝1牡1の2頭である。コハク号はその内の一頭(牡)で身体は小さく、かつアキ号の産後の日達が悪く哺乳も十分でなく無事育つか否か大変心配した。しかし、なんとか生後30日まで生き延び、その後は犬用ミルクをしっかり飲むようになり身体は小さいがすばしっこい元気な仔犬に成長した。コハク号は、標準よりも身体が小さいこと並びに体躯や毛色等が父親のハク号にそっくりだったことから自家用に残していたが、ある日滋賀県のK氏より電話があり、話の中で自らの猟犬に対する姿勢や考え方を聞き、若いハンターではあるがなかなかの努力家で見識もあることから、この人ならと分譲を快諾した。
遅くなったがコハク号の名前の由来は、「小さいハク」と言うことから命名されたようである。
コハク号は譲渡後も身体が小さいので心配して電話を度々していたら、その後オーナー様よりほぼ毎月、その成長ぶり(体重、写真など)をメールで送って頂いている。

コハク号は、今年の1月13日に生まれたので現在は9ヶ月になり、身体もずいぶん大きくなった。これはオーナー様の飼育管理の賜物と感謝している。生後6ヶ月頃より山に少しずつ引き基礎訓練を行い、山の楽しさ、怖さの他、逞しい基礎体力の向上等に努力され、現在では毛色以外にも身体は筋肉質でジャンプ力とスピードを持ち合わせており、当にハク号二世そのものである。コハクと言う名に負けない立派な猟犬に成長していることを嬉しく思っている。将来は種牡として絶滅の危機にある本犬種の救世主となることを切望する。
子犬の繁殖は大変な苦労もあるが、オーナー様からの嬉しい便りはブリーダー冥利に尽きる!。

現在、コハク号は弱冠9ヶ月の若犬ながら先輩犬と共にシカやイノシシの有害駆除で大活躍していると聞く。尚、シカに関しては単独で牝シカを見事に捕獲したと・・・オーナー様から嬉しい便りも届いている。もう立派なシカ猟犬として完成しているようだ。凄い!。今猟期の活躍が楽しみだ!。

以下、メールに添付されていたコハク号の有害駆除での活躍の一部を紹介する。
※ 本ブログは、ハンター以外の方も沢山ご覧になって居るので、写真の獲物頭部は自主的にカットしている。


●先輩犬とイノシシの有害駆除に参加し、見事に捕獲。


チビと言われ大きくなるのも心配されたコハク号であるが、見ての通り筋肉質でバネのある強靭な体躯を要し、追い鳴きは低く太い声で追跡すると聞く。

コハク号は、体高:45cm、体重:14kgで父親のハク号とほぼ同じ大きさに成長。

イノシシへのファイトも凄い!!!





●単犬で雌シカを捕獲。

コハク号は、この日初めて単犬で出猟し、スピーディな狩り込みから雌シカを起こし、低く太い追い鳴きで1時間ほど追跡したのち捕獲。
単犬で初めての猟果。。。(拍手)

写真は頭部をカットしているが、オー
ナー様は急所である首根っ子を一発で命中させている。凄い!!!。。。

若いハンターではあるが犬も射撃も一流のようだ!。。。




純血サツマビーグルの猟野訓練 第5話

Posted on October 2, 2016 at 10:42 PM Comments comments (0)
早くも10月に入った。年を取ると月日が経つのが実に早い。つい先日まで連日の35℃を超える猛暑と思いきや、もう山にはススキが穂を出している。また、当犬舎の裏山では早くも牡シカのコールが「ピューピュー」と聞こえる。本年の狩猟免許の申請も終了した。
猛暑の後、9月は雨ばかりで日照時間が極端に少なく、農作物への影響も心配だ。

さて、昨日は雨の間をぬって、久しぶりにアサ号とテツ号を連れて山に行った。
山は想定した通り、長雨と度重なる台風により、林道は至る所で大きく陥没し、車の通行が出来なくなっている。まもなく本年度の狩猟も解禁されるが、自分のテレトリーとばかりに車を走らせると大きな事故に繋がる。萱や草木で覆われた林道で車を走らせるのは非常に危険であり、十分な注意が必要だ。

アサ号は何時も単独での訓練であったが、今日は先輩のテツ号と一緒だ!。車から降ろしGPSナビを装着し放犬する。テツ号は年甲斐もなく一月振りの山で興奮し、ア号との猛烈なかけっこが始まった(笑)。嬉しいのだろ!!!。。。狭い犬舎で過ごして居たので無理もないか!。今日は運動会で早々に切り上げ、猟場の視察をすることにした。結果は前途した通り、山は大きなダメージを受けており、野生鳥獣の生息にも大いに影響していると思われる。イノシシが少し土を掘っているような気配も見られるが、生息密度は少ないと思う。

以下、訓練の様子を一部写真で紹介する。


写真① 長雨と台風による林道の陥没・崩壊。

この様な箇所が至る所に見られる。町役場も予算が無く、人の住んでいない道路や林道は手が付けられない状況で、過疎化の引き金にもなっている。















写真② テツ号の高鼻・前鳴き

(手前がテツ号、奥がアサ号)

アサ号もしきりに地鼻を使ってゲーム臭を取っているが、これでは起しに繋がらない。
さすがに、テツ号はサツマビーグル特有の高鼻を使い、この後右側の法面上に居たシカを起し追い鳴きとなる。

アサ号も訳も分からいままテツ号の後に付いて追跡(後追い・後鳴き)。。。
※ 二度三度と経験するうちにシカ臭を覚え、本追いに繋がる。


写真③ シカを追跡中の二頭。

牝シカ4頭の群れを確認したので、すぐさまスマホを取り出し、動画を撮ろうとしたが時すでに遅し。。。

シカの生息密度は相変わらず高い。






写真④ テツ号との追跡から逸れ独りになったアサ号。

シカの追跡はテツ号のみでかなり遠くまで追って追い鳴きも聞こえない。

アサ号はと・・・GPS受信機で所在場所を確認するとそう遠くない場所で殆ど動かない・・・。。。
まさか「括りワナ」か???と思ったが、括りに掛かると悲鳴が聞こえるがそれもない。しかたなく現場に行くと・・・。

写真⑤ アサ号が見つけた大シカの角

林道を登り、アサ号の元にいくと、何かをかじっているようである。

シカの死骸でも見つけてガリガリしているのかと思いきや、写真の大シカの角であった。

春に抜け落ちた大シカの角であり、まだこの山に居ることに期待し帰宅。

※ これだけ太く大きな角の持ち主で有れば恐らく100kg超えの大物である。
今猟期が楽しみだ!。。。













四国プリンス系サツマビーグルの誕生!

Posted on August 15, 2016 at 1:39 AM Comments comments (0)
純血サツマビーグルの保存・普及活動を開始し3年が経過した。これ以前からも色々と苦難の道も数多くあったが、初代ハク号から数えて3代目でやっと自分が思い描いた純血サツマビーグルが誕生した。その名は「アサ号」牡、7ヶ月である。綿密な繁殖計画(7代までの系図)に基づく系統繁殖の結果で誕生したこともあり、感慨無量である。毎日、窓越しにその美しい体躯に見惚れている(笑)。とにかく何度見ても飽きない美しい犬である!。
今後は、しっかりと猟野訓練を行い、名シカ猟犬に育てたい。また将来は、絶滅が危惧されている純血サツマビーグルの継承犬として立派な種牡になってほしいと願っている。
アサ号は8月13日で生後7ヶ月になった。外見は、下記写真の通り、堂々とした体躯であり、頭部は良く発達し、耳は低く位置し大きく垂れた絞り耳で、体毛は短毛で密生、配色は白地に黒の丸班が実に美しい。全体的に筋肉質タイプで胴体と四肢は10対8と理想的なバランスを有してる。しかし、まだ幼犬であり、十分筋肉が発達していないため動きはややゆったりとしているが、焦らず、急がずじっくりと育てたい。
アサ号の仔犬時の印象としては、兄妹の中で一番小さく目立たない仔犬であったが、小顔で足が長く、尾の支持が非常に良く、特に顔の色素が濃いことから自家用に残した。しかしその後の成長は想定外であり、本犬の仔犬時における選別の難しさを痛感している。
参考まで・・・今日までのアサ号の成長記録(写真)を以下に添付する。
【 写真の説明 】
向かって左より・・・『生後3ヶ月』➡『生後4ヶ月』
一段下がって・・・・『生後5ヶ月』➡『生後6ヶ月』
一段下がって・・・・「生後7ヶ月』・・・犬舎近くの休耕田で撮影
一段下がって・・・・基礎訓練の様子(6ヶ月)
※ 写真は、早朝の林道散歩でヤマドリ臭に反応して急坂の杉林を登って行くアサ号。この様な林道散歩で遊ばしながら訓練を続けていくと、自然と猟欲と同時に基礎体力も養われる。決して焦ってはならない。純血サツマビーグルの訓練は、訓練犬の自主性に任せ、あくまでも先導犬を使わず単犬で仕上げるのが名犬作りの秘訣と言える(我流)。
  





















































































































純血サツマビーグルの猟野訓練 第2話

Posted on May 3, 2016 at 12:22 AM Comments comments (0)
本日は、本年4月に新しく当犬舎の一員になったアサ号牡4ヶ月を紹介する。
血統構成は、父親が現在数頭しか生存していな薩摩川内系のギン号10才、母親がスズ号2才(ハク号×エス号:当犬舎作出犬)で、平成28年1月12日に誕生した。現在4ヶ月ではあるが、体高38cm、体重10kgと堂々とした体躯であり、頭部は良く発達し、耳は低く位置し大きく垂れた絞り耳で、体毛は短毛で密生、配色は白地に黒の丸班が実に美しい。全体的に筋肉質で胴体と四肢は10対8と理想的なバランスを有しており、保存活動を開始して約3年でやっと念願の理想的な四国プリンス系サツマビーグルが誕生した。何度見ても惚れ惚れする!!!(親バカ・・・笑)
※ アサ号の名前の由来は、NHKの朝ドラ「あさが来た」の主人公「あさ」から命名。

さて、前置きはこのくらいにして今後のアサ号の猟野訓練について解説する。
● 山に馴染ませる(生後4月~6ヶ月)・・・決して先導犬に付けてはならない!・・・
この時期は、仔犬から幼犬への成長期であり、骨格形成上からも決して無理な山入れ(先導犬に付けて運動させる)をせず、散歩がてら人通りの少ない林道をゆっくりと自然を満喫しながら、仔犬任せで約1時間~2時間程度山に馴染ませる。最初は尻尾を垂らして警戒し足元から離れないが、時間と共に主人から遠ざかる様になる。そして1ヶ月も経つと動きも活発になり、自然と動物臭にも反応するようになる。早いものはヤマドリ臭等をキャッチし鳴きを入れて僅かに追跡したり、訓練でこの時期が最も楽しい時期である。しかし、訓練の目的はあくまでも山に馴染ませ、山の楽しさを体感させることにある。訓練のポイントは、仔犬に安心感を植えつけることから、毎日同じ山で行うことである。犬舎内で散歩の時間が近づくとワンワンと催促し、放してやると車の元に走り待っているようになれば、第一段階の「山に馴染ませる」は終了となる。

アサ号も生後4ヶ月となり、昨日初めて山に連れて行った。上記の通り、最初は少し警戒して足元でうろうろしていたが、知らぬ顔してゆっくりと林道を進んで行くと、10分も経たない内に足元から距離を伸ばす様になり、30分程もすると大分慣れた様子なので、歩くのを止めて知らぬ顔をしていると、やがて退屈し木の枝を噛んだり、前後左右に走る帰るを繰り返すようになった。本日はここまで・・・仔犬が楽しがっている内に山を引き上げることがポイント。そうすることによってまた山に行きたい・・・と、山への関心(猟欲)が日々高まるのである。

当日の様子を写真で紹介する。
5月に入り、山は若葉が眩しい。林道には程よい風が吹き実に気持ちが良い。アサ号も元気一杯に自然を満喫しており、気持ちよさそうであった。
アサ号の猟野訓練の様子は、順次紹介しますのでご期待ください。

写真① 訓練場所からの眺望は実に美しい!。




































写真② 林道は若葉で眩しい!実に気持ちが良い・・・アサ号を忘れそうである(笑)


















































写真③ アサ号は初めての山に警戒し、周囲へのチェックに余念がない!。、


















































写真④ 山にも大分慣れ、全ての物に興味を持ち出し、次第に前に大きく走り出し、空ケースの呼び「ピィピィ」に反応し、喜んで帰って来るアサ号!
( 遊びを通して空ケースでの呼び戻しを学習させる )




























































純血サツマビーグルの猟野訓練 第1話

Posted on April 15, 2016 at 9:48 PM Comments comments (0)
本日は、マレ号の猟野訓練を紹介する。

マレ号は、現在1.3才の牝犬である。本犬は出水系(バセット)の血統を濃く残した大きな絞り耳、大きな頭骨、太い四肢を身に着けた重厚感のある美しい秀逸犬である。現在このタイプの犬は殆ど残っておらず貴重な台牝候補として大事に育ている。

しかし、大事にすると言っても猟犬である。家で三食昼寝付きで台牝として飼うわけにもいかない。絶滅寸前のサツマビーグルを保存して行く上で何時も考えさせられる。それは猟犬としての宿命と言うべき事故、即ちイノシシに切られ死亡する・・・と言うアクシデントだ!。単なる保存活動でなく狩猟犬としてのサツマビーグルの継承保存を目的にしており、一般人から見ると理解しがたいかも知れない。
ホームページのタイトルに敢えて「狩猟犬」と言う冠を付けたのは、小生のサツマビーグルの素晴らしい狩猟犬としての特性を継承保存しょうとする意気込み(こだわり)でもある。

前置きが長くなったが、平成27年度の狩猟期間も終了し、愛犬達は新設した運動場兼育成場でのんびりと日向ぼっこをして、身体を癒している。何ともほのぼのした光景であり、窓越しに見ていても飽きない。

マレ号はと言うと、今猟期はシカ猟でなかなかの成長を見せるが、タヌキ、ノウサギの他、山鳥もやる万能犬として、面白い狩猟を楽しんでいた。ところが猟期中盤の1月に発情が来て、1歳と少々若いがこの系統の牝犬はマレ号1頭と言う希少犬であること、もう一つはテツ号の直仔が是非とも欲しかったことから交配に踏み切った。しかし、マレ号は2ヶ月経っても妊娠出産の兆候はなく不発に終わった。残念だがこればかりは諦めるしかない。
上記のことからマレ号は2ヶ月間も山に入れず4月に入り猟野訓練を再開した。2ヶ月間のブランクがあり猟芸の低下を心配していたが、発情前はタヌキやノウサギに興味を持ち、良く通る追い鳴きで上手に追跡し、時々タヌキを咥えるまで猟芸は向上していた。ところが最近は、両親(名大物猟犬)の血筋か、シカやイノシシに興味を持ち出し、特にシカに地鼻と高鼻を上手く活用し、起こしも早く追跡も上手になっており想定外で驚いた。2ヶ月間も山に入れず家に居たのにこれはどう説明したら良いのか?・・・。アメリカンビーグルでは42年間の飼育経験があるがこの様なことは例がない。またまたサツマビーグルの不思議を体験した。本当に奥が深い犬である。これでは益々サツマビーグはまるようで、また家内に叱られそうである(笑)。

しかし、事故は起こった!!!・・・・・当日の様子を再現すると以下の通りである。

訓練場所は、マレ号の実力を評価するため何時もの山から車で約20分程奥に入った昔よくアメリカンビーグルを連れてノウサギ猟をしたところである。
場所は、林道が細長く続き、下側には谷川があり、上側には急斜面の杉山と雑木が混在しヤマドリの生息地でもある。
何時もの様に7時に家を出て訓練場所には8時前に到着。マレ号を車から降ろしGPSマーカーを首に装着し放犬する。ところが昔と違い林道は倒木が多く人がやっと通れるくらいまで荒廃していた。また今猟期ハンターが来た痕跡もない。なんだか嫌な予感がする・・・・。
マレ号はと言うと、私の約50m前方をエネルギッシュに臭いを取りながら進んでいる。暫く歩いていると昨夜イノシシが掘り返した土が至る所に見える。これは危ないぞ!・・・マレ号が心配である。マレ号は貴重な台牝であり仔犬も取っていないのに・・・等々、頭の中でマレを繋ぐか否か思案している時、林道の急斜面上部にある雑木林でマレ号がシカ追いと異なる唸るような鳴き声で激しく鳴き出した・・・しまった!!!・・・空ケースを吹き帰るように指示するが一向に帰る様子もなく鳴き続けている。こうなればこの急斜面を登るしかないと決心し10m程登った時、鳴き声が一変し悲鳴に変わった!・・・しまった!!!・・・イノシシに切られたと思うが後の祭りだ。大声でマレ号を呼ぶが帰ってこない。現場はイノシシが興奮しており危ないので近づかず空ケースを強く吹いて呼ぶ。そうこうしていると上段からバリバリとこちらに向いて降りて来る音がする・・・息を止め警戒して見ているとなんとマレ号である。少し興奮気味で怯えているようだが元気そうで(死んで居なくて)安堵する。優しくマレよ!マレよ!と声を掛けてやると、やっと落ち着き安心した様子で私の足元に帰って来た。身体を見ると左わき腹をザックリと牙で切られているが腸には達してないようで胸を撫で下ろす。早速、車に向かい掛かり付けの獣医の下に急行し治療した。20針ほど縫う大ケガをしたが幸い命に別状はなく、帰ると餌もパクパクと食べ安堵した。

マレ号はもうタヌキ、ノウサギ、シカ猟犬としてほぼ完成しており、今後は仔犬を取るまで山には入れないことを決意・・・この辺が系統を保存継承していかなければならないと言う宿命であり、敢えて絶滅の危機を救うための活動が目的である以上、狩猟犬としての真価を確認した後は台牝の価値を優先しなければならない・・・我慢のしどころでもある。この時ばかりは歯がゆく辛い思いもするが、サツマビーグルの存続を望み、仔犬を予約され、今か今かと待って頂いている多くの愛好家の気持ちを察する時、保存継承の意思が先行する。
しかし、当犬舎は、販売のための繁殖はしない・・・繁殖はあくまで保存継承が目的である。

<写真の説明>

写真1.タヌキを上手に追跡し咥えた処(誇らしげに獲物を噛むマレ号)





























写真2.イノシシの牙で切られ元気消失のマレ号(20針を縫う大ケガ)




























写真3.新設の育成場でケガの養生をするマレ号(もうすっかり元気だ!)



















































猟期も終わり のんびりと日光浴するサツマビーグル!

Posted on March 18, 2016 at 2:00 AM Comments comments (0)
平成27年度の狩猟も終了した。我が家の愛犬達も猟で痩せた身体を癒すため暫くはゆっくりとさせてやりたい。昨年新設した運動場兼育成場で気持ちよさそうに日向ぼっこを満喫している。。。猟場とは異なる仕種を見せ、何とも微笑ましい光景だ!。
家内が種から育てたパンジーも美しく咲きそろい穏やかな春を感じる。応接間からコーヒーを飲みながら外を見るとパンジーの花壇の向こう側には運動場があり、そこで寝転ぶサツマビーグルは個性が有って実に楽しい!!!。





























では、今猟期で感じた出来事を以下に紹介する。

●ハンターはどこに行った!!!
当地徳島県は4年前からイノシシ、シカの異常繁殖を阻止するため猟期が延長され11月15日~3月15日までの4ヶ月間となっている(2月15日~3月15=イノシシ・シカのみ)。
私は、特に用事かない限り、愛犬のサツマビーグルを連れ、毎日出猟した。ところが初猟日にセッターを連れた老ハンターに会ったきり、その後4か月間は山でハンターと会ったことが無い。猟を始めて43年になるがこんな事は初めてである。暫くしてその謎は解けた。
実はこうである!。私は人通りが少ない林道にサツマビーグルを連れて歩猟し、サツマビーグルの特性である「高鼻」を有効的にすべく、林道への風の吹き下ろしや吹き上げに乗って来るシカ臭をキャッチさせ、効率的に起し追跡に移行させ、自らはGPS受信機を見ながらタツマに移動し捕獲している。しかし、ここ数年前からこの林道の法面の上に派手なテープ等を木に結んである光景を良く見るようななった。そこで何の意味が有るのか現場に上がって確認した。そこにはなんと「括りワナ」が仕掛けてあった。ワナ猟師に聞いてみると「みんな年をとり山中にワナを仕掛けて獲物を獲っても運びだしが出来ないため、林道の法面の上にワナを設置し、物忘れを補う方法として派手な目印を付けている」と言う。なるほど老ハンターの賢い知恵であり、これも異常繁殖しているイノシシ、シカのなせる猟方だろう!。
●タヌキが異常繁殖!!!
イノシシやシカの増加と共にタヌキも異常繁殖し、道路で死骸をよく見る。どうしてだろうと何時も考えていたが、その謎も解けた。実はこうだ!。近年は、イノシシやシカが異常繁殖し、狩猟期間以外でも有害駆除で年間を通して捕獲している。捕獲保証金目当てのハンターも多く、半矢になったシカやイノシシの他、捕獲した獲物を解体した残骸を山中に埋めたり放棄したものをタヌキがいとも簡単に年間を通して手にすることができることから異常繁殖していると考えている。即ち、タヌキが山の死骸を掃除しているのである。勿論イノシシの共食いもあり、キツネやイタチ等も関与していると思われるがこの様な現象は犬猟をしていないと分からないだろう。当犬舎のマレ号はシカよりもタヌキに興味があり、他犬がシカを追っても知らぬ顔で、タヌキを起して追跡している。また、足の速いエリー号は今猟期になんと十数匹もタヌキを咥えており、その生存数も計り知れない。この様な「異常繁殖」は自然界では好ましい状況とは言えない!。
●イノシシは少なくシカは異常繁殖!!!
当地は、シカを専門に狩るハンターは少なく、しかも犬猟をしているのは私一人である。他のシカ猟ハンターはワナ猟が主で、イノシシと異なりシカは殆ど食べずに捕獲しても山中に埋められているケースも少なくない。有害駆除で捕獲報奨金が出るのでシカを捕獲しているが、それも無くなるとシカは見向きもされず、ハンターの減少や高齢化と共にシカ増殖に拍車がかかり、中山間地のみならず都市近郊の農林業にも甚大な影響を与えて行くことだろう。シカの増殖阻止には、捕獲報奨金の継続や非課税化並びにハンターの増員等が急務と言える。
●早くも竹林にタケノコ目当てにイノシシが出没!!!
よく手入れされた竹林は、イノシシの被害も大きい。荒れ放題の竹林のタケノコは美味しくないのだろうか。。。イノシシの被害にあったと竹林に調査に行くと「二本足」の仕業も少なくない。こればかりはハンターでは駆除できず「警察」の出番である(笑)






























< 特記 >
当ホームページには、ハンターの他、一般愛犬家等の沢山の方々にも見て頂いておりますし、動物愛護等への配慮からイノシシやシカ等の捕獲写真の掲示は控えさせて頂きました。




日本農業新聞社が純血サツマビーグルの取材で来舎!

Posted on January 29, 2016 at 9:59 PM Comments comments (0)
1月28日、日本農業新聞社が純血サツマビーグルの取材に来舎され、その取材が大変印象的であったのでその概要(様子)を紹介します。
1月18日にメールと電話があり「日本農業新聞の記者をしております尾原浩子と申します・・・(中略)・・・是非久米さんが保存されている純血サツマビーグルの取材をお願いします」と約20分余り電話で懇願され、取材の内容と熱心さに心を動かされ来舎を快諾した。
皆さんは日本農業新聞を知っていますか?・・・。農業関係者以外の方は殆ど知らないと思われますので簡単に説明しますと、東京に本社が有り、日本国内で唯一の農業専門の日刊全国紙で約40万部を発行する新聞であります。興味がある方はインターネットで「日本農業新聞」で検索しご覧ください。
当然私は日本農業新聞社を知っていたが、この様な全国紙の新聞社が何故にサツマビーグルを取材するのか半信半疑であったが、尾原浩子記者の電話での話で納得した。
その後電話やメールで色々と打ち合わせを行い、訪問日を1月28日に決めた。
しかし、日本周辺には大寒波が来るとのTV報道もあり心配をしていたが、案の定1月24日~25日にかけて四国徳島にも大寒波が襲来し、日中の気温が最高2℃、最低-3℃で大雪となり当地も10~15cmの積雪となった。朝犬舎に行き飼育管理をしょうとするが水道は凍って出ない・・・仕方なく家内の台所からバケツで水を運び大変であった。この時ばかりは日頃なんなく使用している水道水の有難さを痛感した。
さて、話をもどすことにしょう。早速、尾原浩子記者より「徳島は雪が多いらしいですが大丈夫ですかと・・・・」との見舞い電話があり、28日の訪問(取材)は難しいかも・・・と話をした。ところが26日~28日にかけて温暖な天気となり雪も殆ど溶けて訪問日を向かえた。
午後1時に来舎するとのことで待機していると、徳島阿波おどり空港からレンタカーに乗り継ぎやって来た。記者と言うので「おばちゃん」かと思いきや何と若い可愛い女性記者である。早速私邸に案内し、自己紹介の後に取材となった。こんな若い記者で大丈夫かなぁ~なんで思っていると、初っ端の質問が「猟犬が減ることによる農業被害、イノシシ害対策への懸念はあるか」、次に「イノシシやシカの害が急増していくことをどうみるか」、最後に「犬の果たしてきた役割をどうみるか」・・・皆さん答えられますか(笑)。。。
流石は、若くても日本農業新聞社の記者だ!。農業課題を見据えた狩猟界に関する目線とその切り口に驚いた。さてこの難問に対し、この若い記者にどう説明したら分かってもらえるか思案していると・・・・こうしましょう!と、質問の入口から細切れに質問し出口に向かうと言う・・・何とも手慣れた取材で驚いた。すると家内が一服しませんか・・・とお茶を出してくれたので、余談として一昨日この近くに置いてある箱ワナに80kgの牝イノシシと20kgの親子が獲れたですよ!・・・と言うと、何と「止め刺しは槍ですか?」と聞かれ、「止め刺し」と言う言葉はどこで知ったのですか」と反対に質問すると、全国の有害鳥獣駆除の取材を通して知りました(中略)と説明され、これはかなり狩猟に関する知識(専門用語)はあるなと思い、後の質問はハンターと喋るように説明し短時間で取材を済ますことができた。恐るべし尾原記者!。。。
取材の最後に、「犬舎と久米さんが熱心に保存されている純血サツマビーグルを見せてください」と犬舎に行った。そこでまたまた驚きである!!!。サツマビーグルは警戒心が強く、初めて見る人には低い声で吠えるが、なんと全犬が静かで大人しく迎えるではないか。この様な事は先日大勢で仔犬を引取りに来られた広島県のオーナー様を含む数名の方以来である。最近サツマビーグルの警戒心に関しては考えさせられる・・・と言うより、瞬時にして相手を信頼できるか否かを見極める(判断する)凄い能力を持っているのではないかと考えており、改めて本犬に関する資質の奥深さに痛感させられる。
尾原記者は、犬舎に入るや否や「こんな素晴らしい施設で十分な管理がされているのは私が取材した全国の中で初めてです」とお世辞交じりの評価をしてもらったがとても嬉しく、素直に「ありがとうございます」と返事した(笑)。
この後、犬舎に行きフェンスの外から説明していると、「中に入り近くで見たいです・・・」と言われる。そして入りるや否や犬に接近し頭をナデナデ・・・全く物おじしない様子を見て「怖くないですか」と質問すると、なんと「こんなに大人しいのに何にも怖くないです・・・」なんて返答される・・・。犬も安心しきっている。。。しかし、あくまでもサツマビーグルの取材も農林被害防止と言う切り口で、本犬の特徴や猟芸を質問し、今までの取材とは全く異なった。一番鋭い質問は「久米さんは何故サツマビーグルを保存をするのですか」・・・。この質問は、私が家内に「アメリカンビーグルの系統繁殖は他人に任せ、定年退職後は絶滅寸前の純血サツマビーグルの保存普及活動に専念する」と告発したときと同じ質問で「ドキ!」とした。即座に「先人(鹿児島県人)が100年と言う長い歳月をかけて品種改良した日本固有のハウンドを後世に残したいから」と答えると、「う~ん・・・・・・・・・・・・」。分かっていない様子なので「この保存には資金、時間、健康、それに保存に必要な協力者や遺伝知識等々が必要であり、これをクリアー出来る人はなかなか居ない・・・」とダメ押し、ゴリ納得してもらった(笑・冷汗)
若いのでストレートな取材だが全く嫌味を感じさせず、あくまでも農林被害と言う切り口からブレない。今後は、この人なっこい人柄で多くの情報を入手し、それをシカやイノシシからの農林被害に苦しんでいる農林業従事者に対し、新聞を通じて情報発信し、少しでも被害の軽減に役立て頂きたい。この様な若い記者が有害鳥獣駆除に関心を持ち何とか現状を打破したいと言う意気込みと熱意を感じられたことは、今後の日本農業にとっても心強い。
尚、この度の取材で私が知らない全国の猟犬事情や狩猟、有害鳥獣駆除等に関する情報を知ることができ、日本農業新聞社と尾原浩子記者に心よりお礼を申し上げたい。
帰り際に「この記事の掲載は2月なります」と告げ、次の取材地に出発したが、記者とは、なかなかハードで大変な仕事だ!・・・と痛感した次第である。
<追記>
この取材記事が全国40万人の農林従事者に紹介され、サツマビーグルへの関心と興味を持って頂き、かつ生存状況に関する情報が寄せられることを心より期待している。

【 添付写真の説明 】

写真① 日本農業新聞社の尾原浩子記者とハク号
※ これがハク号です・・・と言うと、カッコいい・・・美しい猟犬ですねと怖がりもせず頭をナデナデする尾原記者。。。ハク号もまんざらではないようだ。。。この様に次々と他犬に「こんにちは」と接近するが、全犬警戒する様子なし!。。。不思議な人である。。。







































写真②  取材3日前の当犬舎(徳島県石井町)周辺の様子
※ 四国は10数年ぶりの大寒波の影響で、気温は最高2℃、最低-3℃で10~15cmの積雪が有り、水道は凍り、道路は積雪と凍結で大渋滞となった。